約 496,576 件
https://w.atwiki.jp/yojouhan/pages/22.html
Q.ループもの?エンドレスエイトの悪夢が蘇るんだけど Q.でも毎話同じような会話が出てくるんだけど Q.明石さんて1話じゃバードマンサークルだったよな。なのに2話じゃ映画サークルやってんじゃん。 Q.舞台どこ? Q.ループもの?エンドレスエイトの悪夢が蘇るんだけど A.ループじゃなく平行世界。全話が同時進行してると考えろ。私と老婆はメタ的な発言するけど。 Q.でも毎話同じような会話が出てくるんだけど A.主人公以外はみんな同じ行動してる。例えば小津はテニス、映画、自転車、ソブトボールサークルを掛け持ちしながら自転車整備軍を統率しつつ樋口師匠の弟子を演じることで自虐的代理代理戦争において城ヶ崎の手助けをしてる一方でほんわかの方舟を強奪を企てたりしてる。 Q.明石さんて1話じゃバードマンサークルだったよな。なのに2話じゃ映画サークルやってんじゃん。 A.明石さんは明石さんでソレイユの賞金、古本バイト、みそぎの雇われなどで稼いだ金で飛行機作ってたわけだ。 Q.舞台どこ? A.京都大学。京大の時計台でググれ
https://w.atwiki.jp/tousounokeitou/pages/220.html
『狙われた母子』-1 作者・ユガミ博士 545 北岡秀一の自宅兼オフィス*** 某企業の社長「いや~、北岡センセのおかげで裁判に勝つ事が出来ましたわ。 これは約束どおりの代金です。」 北岡「ありがとうございます。しかし、自分の仕事をしたまでですので。」 社長「センセには、是非わが社の顧問弁護士になっていただきたいんですが・・・。」 北岡「申し訳ありませんが、私は個人で働きたいので、お断りさせてもらいます。 社長「そうでっか、残念ですわ・・・。ほんなら、また何かあったら相談に来ますさかい。」 北岡「わかりました。吾郎ちゃん、お見送りお願い。」 吾郎「分かりました、先生。」 テレビでも売れっ子の凄腕弁護士・北岡秀一は相談に受けていた社長から代金を受け取り、 見送った。 吾郎「先生。この後、テレビ番組の収録があるので車に乗ってください。 準備は既に出来ています。」 北岡「流石は五郎ちゃん!仕事が早いね。分かった、すぐ行くよ。」 北岡と吾郎は車に乗り込み、テレビ局へと向かった。車の中で北岡は懐から、 金色の牛のマークがついている緑色のカードケースを取り出した。 北岡「(また、このデッキを受け取る事になるとはね。でも、俺の病気は無かった 事になっているからライダーになる必要は無いけどね。)吾郎ちゃん、俺の代わりに ライダーをやるかい?」 吾郎「いえ、俺は・・・。」 北岡「ははは、冗談だよ。」 そんな会話をしながらテレビ局に着き、番組の打ち合わせをした後、吾郎と 別れ、北岡は控え室で1人待機することになった。 546 テレビ局・北岡の控え室*** コンコン 北岡「どなたですか?」 北岡が1人控え室にいると、ドアをノックする音がした。北岡がドアを開けると、 それはそれは美しい女性二人が立っていた。 ???「こんにちは、北岡先生。」 北岡「あなた方は女優の明石秋江さんにグラビアアイドルの好美さん。」 その美女二人こそ人気女優である明石秋江にその娘でグラビアアイドルをしている 明石好美であった。またB.A.B.E.Lの特務エスパー明石薫の実の母と姉である。 好美「あ、私達の事を知っていますか?」 北岡「テレビで何度も拝見していますよ。一体、何故私の所へ?」 秋江「今日の収録で一緒に出演しますので、こうしてご挨拶に。それに、 北岡先生には前々からお会いしたかったので・・・。」 北岡「それはありがとうございます。 こちらこそお会いできて光栄です。 もし、何かトラブルに巻き込まれる事があれば、 いつでも私にご相談してください。」 北岡は2人に自分の名刺を渡し、2人を見送った。 だが、ドアを閉めようとした時・・・。 秋江&好美「「キャァァァ!」」 北岡「!」 2人の悲鳴が聞こえ、北岡が駆けつけると蛇の姿をした2体の怪人が立っていた。 547 その2体の怪人、北岡や明石母子は知らないがオーヴァーロードと呼ばれる存在によって 生み出された蛇と毒蛇のロード―アンノウンのスネークロード・アングィス・マスクルス(蛇) とスネークロード・アングィス・フェミネウス(毒蛇)だった。 キュィィィン スネークロード達は頭上の輪の中から武器を取り出し、 手で十字を切るような動きをした後、2人に襲い掛かった。 秋江&好美「「いやぁぁぁぁぁ!」」 隠れて様子見をしていた北岡はどうするべきか一瞬考えた後、自分の控え室へと 戻り、鏡台に向かってカードケースをかざした。すると、Vバックルが出現し 北岡の腰に取り付いた。 北岡「変身!」 ガシャァァァン Vバックルにカードケースを入れると、鏡が割れる音共にミラーライダー 一の火力を持つ「仮面ライダーゾルダ」へと変身した。 その頃、明石母子は今まさにスネークロード達の攻撃を受けようとしていた。 そして、スネークロード・アングィス・フェミネウスは秋江に向かって手を かざした。 秋江「ぐ、あ・・・あぁ。」 好美「お母さん!」 すると突然、呼吸ができなくなったのである。このままでは秋江の命があぶない。 そんな時・・・。 ダン!ダン!ダン! フェミネウス「ぐわぁ・・・。」 マスクルス「誰ダ?...。」 突然の攻撃にマスクルス達が見てみると、そこにはゾルダが立っていた。 548 ○北岡→ゾルダに変身し、スネークロード・アングィス・フェミネウスを攻撃 ○吾郎→北岡をテレビ局へと送る。 ○明石秋江→スネークロード達に襲われる。 ○明石好美→スネークロード達に襲われる。 ●スネークロード・アングィス・マスクルス→明石母子を襲う。 ●スネークロード・アングィス・フェミネウス→明石母子を襲う。 【今回の新登場】 ○北岡秀一=仮面ライダーゾルダ(仮面ライダー龍騎) 30歳。「スーパー弁護士」を自称する弁護士であり、不利な裁判でも逆転無罪にし、 ほど有能だが、多くの大手企業に法外な報酬を請求する悪徳弁護士でもある。 不治の病に侵され「永遠の命を手に入れるため」ライダーとなった。悪徳弁護士だが、 自分と同じ境遇の者には親切。人の欲望を愛しそれを極限まで追求するという主義で、 社会正義やプライドなどよりも報酬を重視している。 ○由良吾郎(仮面ライダー龍騎) 25歳。北岡の秘書兼ボディーガードで、ただ一人の友人と呼べる存在。ある時、 傷害事件に巻き込まれて北岡に弁護を担当してもらうが、その後北岡の不治の 病が発覚する。自分の弁護をしていなければ、北岡の病が不治の段階まで進行 する前にどうにか出来ただろうと後悔しており、その事に負い目を感じたのを きっかけに、心底北岡に尽くしている。誰に対しても優しい誠実な性格である。 一流シェフ顔負けの腕前である料理をはじめとして、何をやらせても上手く、 数人の手練を相手にしても負けない戦闘能力を持つ。ライダーバトルの終盤、 北岡からデッキを渡され、ゾルダとなった。 ○明石秋江(絶対可憐チルドレン) 薫の母で女優。二児の母とは思えないナイスバディーな魔性の女で、皆本を 狙っているらしい。夫とは別居中。 ○明石好美(絶対可憐チルドレン) 薫の姉。21歳。グラビアアイドル。皆本の事を狙っている。 グラビア アイドルから中々仕事が進まないでいたが、オタク向けのキャラクター 営業に手を出すようになった。その結果、仕事は増大したが秋江や薫 からは生暖かい視線を送られている。 ●スネークロード・アングィス・マスクルス(仮面ライダーアギト) コブラ型のアンノウン。 ●スネークロード・アングィス・フェミネウス(仮面ライダーアギト) 毒蛇型のアンノウン。
https://w.atwiki.jp/strokeakasikaikyo/pages/62.html
2009年のRECORD 1月4日…明石公園球技場にて初蹴り 1月11日…明石公園球技場にて練習 1月18日…練習中止 1月25日…苔谷公園にて練習 2月1日…苔谷公園にて練習 2月8日…明石公園球技場にて練習 2月13日…苔谷公園にて練習 2月20日…苔谷公園にて練習 2月27日…苔谷公園にて練習 3月2日…苔谷公園にて練習 9月22日…アジュール舞子で砂浜トレーニング(牟田、大橋、八 木)
https://w.atwiki.jp/busphoto/pages/1014.html
写真なし 7104(中日臨海バス・品川シーサイド営業所)時代⤴︎︎ 写真なし 1089(明石市交通部・和坂営業所)時代⤴︎︎ 社番 C885 メーカー いすゞ自動車 車名 エルガミオ 型式 KK-LR233J1改 車体 IBUS 年式 2003. ステップ ノンステップ 転入年月 2019. 改番年月 - 前所属 和坂営業所(明石市交通部)→品川シーサイド営業所(中日臨海バス) 前社番 1089(和坂・明石市営)→7104(品川シーサイド・中日臨海) 登録番号 山梨200 か ・953 登録変更年月 - バックカメラ ○ ラッピング - 備考
https://w.atwiki.jp/shfiguarts/pages/570.html
ボウケンピンク(Bouken Pink) 商品画像 情報 登場作品:轟轟戦隊ボウケンジャー 定価:未定 発売日:未定 再販日: 商品全高:約140mm 付属品 手首:×○(右×○、左×○) 武器: その他: キャラクター概要 西堀 さくら(22歳)が変身した姿。「深き冒険者」の異名を持つボウケンジャーのサブチーフ。一人称は「私」。 世界有数の資産家である西堀財閥の一人娘だが、「やりたいことを見つけるため」に陸上自衛隊に入隊し、特殊部隊を経て射撃のオリンピック候補にまで 登り詰める。その後、明石にスカウトされてボウケンジャーに加入する。 主に分析や作戦を担当し、緊急時の冷静な判断力は自分を凌ぐと明石からも評されるが、やや生真面目すぎる面もある。そのため仲間にも丁寧語で話したり していたが、後に菜月や真墨を呼び捨てで呼ぶようになり、自然に笑えるようになる。明石不在時には代わりに指揮を執るが、その真面目さゆえ全責任は 自らにあると思いつめる。その判断力や真面目さは指揮する側に立つよりも、指示を受け自らの持つ技能全てをもって任務を遂行する側にまわる際に真価を 発揮すると、さくら自身自覚している。また、柔軟性と身体能力が高いため水泳と新体操が得意。 自分に的確な指示を与えてくれる明石には信頼と深い尊敬の念を持ち、常にチーフとして自分に命令して欲しいと願っているが、それ以上に恋愛感情に近い ものを匂わせる描写もある。さくら本人にもその自覚は有るようだが、真面目な性格ゆえかそれを表に出さずに抑え込もうと努めており、それに気付いて いる他のメンバーからネタにされイジられることも多く、普段から冷静なさくらもこれにはタジタジになってしまう。それゆえか強い結婚願望も秘めており、 敵から「それではお嫁に行けない。」と言われた時は相当カチンときていた。 Last Task(最終回)で蒼太と牧野の計らいでダイボイジャーに密かに乗艦、明石とともに宇宙に旅立った。 『獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー』では明石を「暁さん」と呼んでおり、言葉遣いも変化していた。 商品解説 “TAMASHII Feature s Vol.3~非公認戦隊アキバレンジャー秋葉原に現る!!~”に参考出品された試作品。 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 ボウケンレッド ボウケンブラック&ボウケンブルーセット ボウケンイエロー ボウケンシルバー コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/macinakapiano/pages/878.html
ASPIANO 演奏可能時間 設置期間 近日設置予定 設置場所 兵庫県明石市 アクセス <山陽電車> ・明石駅から徒歩4分 <JR神戸線> ・明石駅から徒歩5分 <空港・各方面からのアクセス> ・神戸空港から ・広島から ・名古屋から ・姫路から ・大阪から 設置ピアノ アップライト。 設置環境 屋内、1階 近隣のまちなかピアノ デュオこうべ 明石駅からJR神戸線で12分⇒ 「神戸」下車、徒歩2分。 NAVITIME検索結果はこちら その他 関連リンク
https://w.atwiki.jp/bayarea/pages/25.html
光回線の条件をクリアして、且つ今回の条件に当てはまる物件。。。 正直かなり苦戦した。。。 考え方を改めて物件から探すのではなく、光回線がOKなところからアプローチしてみた。 探した住所 新川2丁目、八丁堀3丁目、4丁目、湊1丁目〜3丁目、入船1丁目〜3丁目、明石町 かかった時間 約2時間 条件に当てはまりそうな物件 ■新川2丁目 ファミールアクアージュ プラン1 空き部屋あるか??? リバーシティ21 新川 UR!! ■八丁堀4丁目 クィーンズパレス東京中央 空きなし ■明石町 ラヴェール明石町 UR!! 結論・・・URしかないのではないか!!! しかも、ラヴェール明石町なんて、マジでしゃれ乙な訳でして。。。。 (URのサイト見たら空いてなかったけど・・・・) http //www.ur-net.go.jp/akiya/tokyo/images/20_6781/20_6781_photo.jpg そして・・・・奥の手橋渡っちゃったら!!! http //sumai.ur-net.go.jp/Sumai/Recruit/ArrNormal/10/20587/0000000/1000000810/Index.html アーバンライフ月島駅前イースト&ウェスト http //sumai.ur-net.go.jp/Sumai/Recruit/ArrNormal/10/20588/0000000/1000000813/Index.html ここよくないっ!!
https://w.atwiki.jp/sengoku4/pages/702.html
道明寺の戦い 道明寺の戦い あらすじ ステージ情報基本情報 戦評 武将データ 戦局展開・イベント ミッション・次の一手・手柄ミッション 次の一手 手柄 推奨秘薬 特別会話相互 個別 特殊 攻略アドバイス 無双演武(真田丸)・第十六章「夏草」一覧 あらすじ 徳川による泰平を確固たるものにするため、徳川家康は 再び大坂城を大軍で囲んだ。大坂夏の陣の始まりである 絶望的な状況にあって、なお真田幸村は 勝利のために戦うことを諦めていなかった 真田幸村 「野戦にて一大決戦に及び、家康殿の首をあげる!」 後藤又兵衛 「幸村だけにいい格好はさせんぞ! 先手を打って徳川を叩き潰してくれる!」 豊臣軍は後藤又兵衛の献策で、大和口方面から 攻め寄せる徳川軍を待ち伏せ、迎撃する作戦をとる しかし、戦地となった道明寺周辺には 折悪しく深い霧が立ちこめ、足並みが乱れることとなる 連携を欠いた豊臣軍は、 かえって各個撃破される危機に直面していた 幸村は味方を救うため、木村重成を大坂城の守りに残し 佐助らと共に道明寺へと向かった ステージ情報 基本情報 冒頭解説 真田丸を失った大坂城に幕府の大軍が迫る。混戦のさなか佐助は師匠との決着を予感する 出現条件 大坂城補給任務をクリア 操作可能武将 真田幸村・くのいち・佐助 難易度 ★★★★★★★★★★ 開始時刻 辰 制限時間 12時間 勝利条件 明石全登と毛利勝永と後藤又兵衛の退却地点への撤退↓服部半蔵の撃破 敗北条件 明石全登と毛利勝永と後藤又兵衛いずれかの敗走↓明石全登と毛利勝永いずれかの敗走 戦評 判定基準 S判定 クリア時間 9'00"00 被ダメージ 20% 護衛対象被ダメージ 20% ミッション達成数 4 武将データ 豊臣軍 備考 幕府軍 獲得 備考 真田幸村 総大将 伊達政宗 装飾 総大将手柄No.2の撃破対象 佐助 片倉重長 装飾 ミッションNo.4の撃破対象 くのいち 本多忠政 装飾 ミッションNo.1の撃破対象 毛利勝永 敗北条件手柄No.3の成功条件イベントで撤退 水野勝成 装飾 ミッションNo.3の撃破対象 明石全登 敗北条件手柄No.3の成功条件ミッションNo.3の護衛対象イベントで撤退 堀直寄 巻物 後藤又兵衛 敗北条件イベントで討死 神保相茂 金銭 薄田兼相 イベントで討死 松平忠明 装飾 ミッションNo.1の撃破対象 井上時利 丹羽氏信 金銭 山川賢信 イベントで撤退 一柳直盛 巻物 北川宣勝 徳永昌重 金銭 渡辺糺 村上義明 巻物 福島正守 桑山元晴 金銭 高梨内記 松倉重政 巻物 堀田作兵衛 隠密頭×4 なし 増援1ミッションNo.2の撃破対象 服部半蔵 装飾 増援2 戦局展開・イベント 開始直後、後藤又兵衛らが敵陣に孤立。ミッションNo.1が発生。交戦中の幕府軍武将を撃破後、豊臣軍武将が戦場を離脱開始。 ミッションNo.1発生後、伊達政宗が後藤又兵衛へ進軍開始。次の一手No.1が発動可能。次の一手No.1発動後、幕府軍が伊達鉄砲隊に撃たれて混乱。幕府軍の攻撃力が混乱により低下。 ミッションNo.1達成後、毛利勝永と明石全登の退路を塞いでいた門を開門。後藤又兵衛が伊達鉄砲隊の攻撃により討死。敗北条件変更。 敗北条件変更後、幕府軍が毛利勝永と明石全登へ進軍開始。毛利勝永と明石全登が退却地点へ進軍開始。敵の騎馬鉄砲隊長が毛利勝永追撃のために出現。 毛利勝永と明石全登が退却開始後、ミッションNo.4が発生。ミッションNo.4達成時、伊達本陣が開門。 ミッションNo.4発生後、薄田兼相と井上時利が討死。水野勝成らが中央砦を開門。明石全登へ進軍開始。木村重成が大坂城北東(八尾・若江)にて討死の伝令あり。豊臣軍が木村重成討死の報により動揺。移動速度が低下。次の一手No.2が発動可能。水野勝成らに接近後、ミッションNo.3が発生。 次の一手No.2発動後、真田幸村の檄により味方士気が上昇。味方武将の移動速度が回復。 ミッションNo.3達成後、道明寺周辺に霧が発生。敵増援1の隠密頭が出現。隠密頭が道明寺を閉門。豊臣軍が撤退不能。ミッションNo.2が発生。 ミッションNo.2達成後、敵増援2の服部半蔵が出現。道明寺が開門。勝利条件変更。 ミッション・次の一手・手柄 ミッション 番号 名称 内容 備考 No.1 遅延の代償 後藤又兵衛らを撤退させるため松平忠政と松平忠明を撃破せよ! No.2 半蔵の気配 道明寺を開門させるためすべての忍者を撃破せよ! 必要撃破数 4人 No.3 ☆道明寺脱出 明石全登を護衛しつつ水野勝成と堀直寄を撃破せよ! No.4 ☆鬼の小十郎 小松山へ進軍するため片倉重長を撃破せよ! ☆はボーナスミッション 次の一手 番号 名称 内容 効果 備考 No.1 伊達の"味方撃ち" 伊達政宗の鉄砲隊に同士撃ちさせる 幕府軍、伊達鉄砲隊に撃たれて混乱!幕府軍の攻撃力、混乱により低下! No.2 味方の移動速度上昇 味方の移動速度を上昇させる 真田幸村の檄により、味方士気上昇!味方武将、移動速度回復! 手柄 番号 名称・条件 備考 No.1 味方武将4人以上が戦場を離脱 No.2 【一手】伊達政宗を撃破 次の一手「堀田作兵衛が伊達政宗に一撃」の開放条件 No.3 【一手】毛利勝永と明石全登の体力を半分残して勝利 次の一手「真田幸村が毛利勝永を鼓舞」の開放条件 推奨秘薬 名称 備考 特別会話 相互 対象武将 内容 話者 発言 真田幸村 佐助 真田幸村 佐助、悔いのない勝負をせよ。そして、必ず私の元へ戻るのだ 佐助 オレは任を全うするよ、師匠。…そして帰る、家族の元へ 個別 使用武将 対象武将 内容 話者 発言 真田幸村 伊達政宗 伊達政宗 万に一つの勝機に賭けて、わしが小田原で起っておれば、歴史は変わったか? 真田幸村 政宗殿… 伊達政宗 ふん、我ながら馬鹿馬鹿しいことを申した!幸村、貴様の意地もここまでじゃ! 明石全登 明石全登 落ち延びる用意をしておいたほうがいいのやもしれません。茶々様をご説得し… 真田幸村 その役目はお任せします、全登殿。私は勝利がため突き進むのみ! 片倉重長 片倉重長 二度と不覚は取らぬ!政宗様の元へは行かせぬぞ! 真田幸村 伊達者の忠義と心意気、確かに見届けた!全力でお相手いたす! 佐助 くのいち くのいち うちらが家族なら、あんたはあたしの弟かー。うーん、微妙… 佐助 はあ!? こっちから願い下げだよ。姉貴ってのなら幸村様の姉上みたいな… くのいち へー。ほー 佐助 …うっせえな、もう!仕事しろよ! 伊達政宗 伊達政宗 忍びごときが出る幕ではないわ!すっこんでおれ! 佐助 場違いなのはそっちでしょ。さっさと退場してくれる? 明石全登 明石全登 忠義者のようですが、命を粗末にしてはいけませんよ 佐助 はあ?命を捨てる奴なんか、真田にはいないよ 服部半蔵 佐助 …始めよっか 服部半蔵 …よかろう 特殊 使用武将 発生条件等 内容 話者 発言 任意 次の一手No.1を発動 真田幸村 一斉にときの声を上げよ!大軍が押し寄せたと思わせるのだ 伊達政宗 霧に紛れて大軍を出してきたか?撃て、撃つのじゃ! 神保相茂 な、何をするのじゃ!味方を撃つ奴がおるか! 次の一手No.2を発動 真田幸村 重成殿の無念を思うなら駆けよ!この場を生き抜き、次の戦に備えるのだ! 毛利勝永 そう…だな、幸村殿。一人でも多く大坂城に戻ることが肝要! 徳川軍兵士 敵はまるで崩れない…。これじゃ追いつけないぞ 味方武将が退却開始時 山川賢信 面目なし…。退かせていただく 北川宣勝 かたじけない…。武運をお祈りいたす! 渡辺糺 まだまだ拙者は…!…くっ、退却いたす… 福島正守 俺はなんて無様だ…。チクショー! ミッションNo.4成功時 真田幸村 関東勢百万と候らえ、男は一人もなく候! 伊達政宗 おのれ…!大人しく退いていればよいものを…! 伊達政宗 こたびもまた、大軍をものともせず敵陣を目指すか! 馬鹿め! 伊達政宗を撃破 伊達政宗 貴様一人の武勇や策ではどうにもならん!なぜわからんのじゃ、幸村…! 真田幸村 味方武将を救出時 真田幸村 ここはお任せあれ。急ぎ退却を 味方武将を3人救出時 真田幸村 あと一人だな! 佐助 味方武将を救出時 佐助 ここはいいよ。早く逃げな 味方武将を3人救出時 佐助 残り一人! 攻略アドバイス 最後の長期合戦は、絶望的な豊臣方の最期が舞台なだけに一貫して苦戦・死地続きとなる。 冒頭からして、討死続出の熾烈極まる内容であるため、覚悟を決めて挑もう。 敗北条件の毛利・明石の二将を死守する必要があるため、分担が肝心となる。 小松山の伊達隊への攻撃は、両者の安全を確保してからでも遅くはない。 無双演武(真田丸)・第十六章「夏草」一覧 主戦場 道明寺の戦い 茶臼山突破戦 天王寺口の戦い
https://w.atwiki.jp/sentairowa/pages/16.html
赤と黒◆i1BeVxv./w 深く生い茂った森。 夜の闇を纏った木々たちは葉の緑をより濃くする。 闇と組み合わさった森の木々たちは得も言われぬ不気味さをかもし出していた。 そんな中、颯爽と歩く黒髪の男がひとり。 男に物怖じした様子はない。当然であろう。幼い頃よりトレジャーハンターとして活動していた彼には、このような環境は慣れたものだ。 男の名は伊能真墨。古代の秘宝プレシャスを回収することを目的としたチーム、轟轟戦隊ボウケンジャーのひとりである。 「ちくしょ、明石の奴、格好つけやがって」 真墨の歩みは粗い。勢いよく草を踏みしめ進んで行くその様を見れば、表情を確認しなくとも、彼の機嫌が悪いことがわかる。 その原因となる男。真墨が心に思い描くのは、ロンという得体の知らない相手に対して、堂々と対峙する明石暁の姿だった。 1時間前―― 「さあ、あの門をくぐり出発しなさい。バトルロワイアルの宴に。 最後の一人になるまで、せいぜい私を楽しませてください」 広間に集められた多数の人々を前に開幕の言葉は告げられた。 その時点で自分が置かれている状況を理解できたのは何人いただろうか。 見慣れない場所に連れて来られ、殺し合いをするよう告げられ、人が血反吐を吐き死ぬ姿を目の当たりにする。 数分の内に起きた様々な出来事に、人は混乱し、思考を停止させる。 かくいう真墨もその一人だった。 何かをしなければならないとは思うが、その何かを考えることができず、ただ眼の前の男がしゃべるのを呆然と見ているだけだ。 その様をロンは満足気に見つめ、一人目の名を告げた。 「明石暁」 だが、少なくとも最初に名前を呼ばれた男の態度は違っていた。 『不滅の牙』という二つ名を持ち、ボウケンジャーのチーフとして、数多くのプレシャスを回収してきた男――明石暁。 明石はまったく萎縮した様子を見せず、むしろ堂々と胸を張って、ロンの前へと進み出る。 ロンはその姿を多少訝しげに見ていたが、構わず次の言葉を紡ぐ。 「さあ、まずはあなたからです。どれでも好きなディパックを取って、その門を潜りなさい」 当然、ロンは自分の命令に明石が従うものだと思っていた。明石の堂々とした態度は所詮、虚構だと判断していたのだろう。 しかし、明石は身を崩さず、視線だけをロンに向け、強い調子で言った。 「その前にひとつだけ確認しておきたいことがある」 「なんでしょう?」 「たったひとりになった者にはなんでも願いを叶えると言ったが、それは本当か?」 明石の問いにロンは嘲るような笑みを浮かべると、明石の顔を舐めるように見上げる。 「本当ですよ。永遠の命でも、世界を滅ぼす力でも、愛する者の復活でも、なんでもです。 ああ、あなたには最高のプレシャスでも差し上げましょうか?」 「結構だ。欲しいものは自分の手で手に入れてこそ価値がある。 それに、実際にこの眼で見ないことにはお前の言うことは信用できない」 「ほぉ。では、どうすれば信用していただけるのですか?」 「俺を殺し、そして、生き返らせてみろ」 ロンの動きがピタリと止まる。 「……なかなか面白いことを言いますね」 「力の証明には丁度いいだろう」 「私としては先ほどのあれで力を証明したつもりなのですが」 ロンは小津勇の亡骸を一瞥する。だが、明石は意に介さない。 「あれは首輪の力だ。ロン、お前自身の力の証明にはならない」 「ふぅ、いいのですか?もし、私に叶える力がなかったら無駄死にすることになりますよ」 「それはちょっとした冒険だな」 どことなく軽い口調で明石はいつもの言葉を口にする。 それがロンの気に障ったのだろう。心なしかロンの表情が険しくなる。 「いいでしょう。私がどれほどの力を持っているかお見せするとしましょう」 ロンは明石に掌を向ける。すると、掌から眩い光が巻き起こった。 強烈な光にその場にいた全員が眼をつぶる。 「明石!」 思わず声を上げる真墨。 やがて、光が治まると、その場から明石の姿は消えていた。 「貴様ぁ!」 真墨は怒声を上げ、ロンへと詰め寄る。 だが、その手がロンに届こうとした刹那、ロンの身体は金色のもやとなり、真墨の手から逃れていく。 「心配せずとも、会場となる場所に飛ばしただけです。 今ここで力の証明をしても構わないのですが、これ以上、進行を遅らせたくありませんし、どうせ証明するなら反抗する気が起きないほど、大きな力を見せようと思いましてね。 ただ、私にもそれ相応の準備というものがいります。まあ、証明はいずれ」 ロンは憤慨する真墨を横目で見やると、ニヤリと笑った。 その後、すぐに真墨の名前が呼ばれ、門を潜ることになった。 真墨が飛ばされた先は森。ディパックに入っていた地図で確認した限り、B9エリアだ。 一通り持ち物を確認すると、真墨は南西へと進んだ。目的地は人が集まることが予測される市街地。 明石もきっとそこに来るはずだ。 「明石……」 ひとりになり、多少冷静になると、明石が何故、あんな無謀なことをしたのか見えてくる。 明石はロンの思惑に乗らない奴がいることを示したかったのだ。 極限状態に追いやられた時の人間は意外と脆い。自分の命に危険が及べば、普段は殺し合いなどしない人間でも容易くマーダーになってしまう。 そうならないためには『光』が必要だ。『闇』に囚われない強烈な『光』が。 明石は自らの命を危険に晒して、それを示したのだ。 「ちくしょ、明石の奴、格好つけやがって」 真墨は口では毒づいていたが、それは弱気になった自分の心を隠すための虚勢だった。 真墨にとって、明石は越えるべき存在だ。 自分とさほど変わらぬ年齢でありながら、既に『不滅の牙』と呼ばれる伝説のトレジャーハンター。 彼を超えるためにボウケンジャーになったというのに、格の違いを見せ付けられてばかり。今までも、そして、今回も。 「いや、これは逆にチャンスだ。ここで脱出の糸口を探り、ロンを倒すことが出来れば」 真墨は拳を強く握る。今は明石が一歩リードしている。だが、戦いは始まったばかり。いくらでも挽回のチャンスはある。 「超えてやる。絶対!」 ▽ 誰もいなくなった広間にロンはひとり佇んでいた。 「これで全員、会場へと送り出せましたね。それにしても……明石暁、気に入りませんね」 次々と広間を後にした参加者たち。敵意を向けてくる参加者は相当数いたが、ただそれだけだった。意に介することはない。 しかし、明石は他の参加者に厄介な影響を与えかねない。つまらない結果になる要因は早めに排除すべきだろう。 「少し、思い知らせてあげるとしますか」 ロンはフードを被ると、金色のもやとなり、その場を後にした。 ▽ 「もう少しで街か」 休みなく歩き続けた結果、真墨は市街地のエリアまであとわずかな位置まで来ていた。しかし、街がある方向からは一向に光は見えない。 「予想はしていたが、街といっても、俺たちの他には誰もいそうにないな」 だが、合流を目指すならやはり街に集まるはずだ。それに寝床とするなら、森より建物の方がいい。 「急ぐか」 ――ガサリ その時、後ろから何かを踏みしめる音がした。 (誰かいる) 真墨は懐に手を入れ、アクセルラーを握り締める。そして、ゆっくりと後ろを振り向いた。 そこにはひとりの少女が立っていた。 全身を黒いレザーの服で覆い、ブーツも、コウモリの羽のような髪飾りも全部黒。 それだけだと大人の女性のように見えるかも知れないが、節々を彩る紫色のひらひらとした装飾が、どこか幼さを印象付けている。所謂ゴスロリというやつだ。 「俺の後ろを取るとはな、何者だ!」 怒鳴りながら激しく睨み付ける真墨に、少女は眼に見えてうろたえる。 「ちょ、ちょっと待って。ワ、ワタシは別に襲おうとか考えていたわけじゃなくって、その、よければご一緒できないかな~と」 「………」 「本当だって。ワタシに戦う力はないし、支給品も身を守れそうなものじゃなかったし、仕方ないからここに隠れて、誰かが来るのをずっと待ってただけなんだから」 訝しげな眼で少女を観察する真墨。だが、その今にも泣きそうな顔を見ていると、可哀想になってきた。 元々女性の扱いはあまり得意じゃない。 「わかった。じゃあ、とりあえず一緒に街へ……」 ――パン! 突如、鳴り響く銃声。その音は後ろから。そして、衝撃は自分の背中から。 「なっ!?」 真墨はゆっくりと大地へと崩れ落ちる。対象的に、真墨のその姿を見て、少女は跳び上がって喜んだ。 「やったね、メイ」 木陰からもう別の少女が姿を現す。メイと呼ばれたその少女はライフルを携えていた。 「見事作戦成功だよね」 「だよね」 二人の少女の名はナイとメア。不死のヴァンパイアであるバンキュリアが退屈を紛らわせるために自分を二つに分けた姿だ。 故に彼女たちは最初から二人というアドバンテージを持っていた。 それを利用したのが今回の作戦。 「ワタシが囮になって、隙を作ってぇ~」 「ワタシが支給品のこのライフルで撃ち殺す~」 「単純だけど、効果覿面だよね」 「だよね」 「「アハハハハハッ」」 二人の勝ち誇った笑いが夜の森に木霊する。 「なるほど、そういうことか」 「……えっ。何、今の声」 「なんか嫌な予感」 二人は恐る恐る声のした方向を見た。 そこには先ほど崩れ落ちたはずの真墨がしっかりと大地を踏みしめ、立っていた。 「なんで~」 「なんで、なんで~」 真墨はジャケットの前をはだけ、内側に着込んでいたものを見せる。 防弾チョッキ。衝撃までは完全に防げないが、ライフルの殺傷力をなくすには充分な代物だ。 「お前たちにそのライフルと支給されたように、俺にはこの防弾チョッキが支給されていた。 つまりお前たちの攻撃は俺には通用しないってことだ」 啖呵を切る真墨に、不機嫌になるナイとメア。 「なんかたまたま助かっただけなのに調子に乗ってるよ」 「そうだね、どうする?」 顔を寄せ合った二人は同時に呟いた。 「「やっちゃおうか!」」 互いに頬を寄せ合う二人。すると、二人の身体は溶け合うように融合していく。 やがて、ナイとメアだったものはひとつの怪人の姿を形作る。クイーンヴァンパイア、妖幻密使バンキュリアの姿へと。 「今度は頭を狙ってあげるわ、坊や」 妖艶な大人のものへと変わった声で、真墨を挑発し、ライフルを構えるバンキュリア。 対して、真墨も懐からアクセルラーを取り出すと、タービンを回した。 「ボウケンジャー、スタートアップ!」 一瞬にして黒と白のスーツに包まれていく真墨の身体。 頭が黒のメットに覆われ、頭上のヘッドライトが煌いたとき、その変身は完了する。 「迅き冒険者!ボウケンブラック!!」 「まあ、格好つけちゃって。これでも喰らいなさい」 ライフルから発射された無数の弾丸が、ボウケンブラックに襲い掛かる。 だが、ボウケンブラックは微塵にも揺るがない。 「ラジアルハンマー!」 ヘッドライトの光からハンマーが形作られ、ボウケンブラックの手へと武器を精製する。 そして、ボウケンブラックは精製された武器を、自らの正面でクルクルと回した。 ボウケンブラックへと届く前に、高速で回るハンマーに弾かれ、地面へと転がる銃弾たち。 「なんですって!」 驚愕の声を上げるバンキュリア。だが、ボウケンブラックの技はそれだけでは終わらない。 「ライトニングアタック!」 回転するハンマーはその掛け声と共にボウケンブラックの手を離れると、光の円を描き、バンキュリアへと向かっていく。 「きゃあっ!」 バンキュリアに接触すると同時に爆発を起こすハンマー。 爆発の衝撃でバンキュリアは吹き飛ばされ、ハンマーはまるで意思を持っているかのようにボウケンブラックの手元へと戻っていく。 ボウケンブラックは改めてハンマーを構えると、バンキュリアへ向かっていった。 「お、おのれぇ」 よろめきながらも、ライフルの先端に付けられたナイフでバンキュリアは必死に応戦を試みる。 だが、格闘術の差は歴然だった。ハンマーの重い一撃が、右肩、左脇腹、脳天、次々とバンキュリアに決まっていく。 「こ、このままじゃあ……」 「そろそろ止めだ!」 ボウケンブラックが止めの一撃に選んだのはスリップストリームハンマー。 相手を上空に跳ね上げ、それを追うようにこちらも大きく跳び上がり、ハンマーを叩きつける技だ。 ボウケンブラックが止めの一撃を放つため、下段から上段へハンマーを大きく振り上げた。 そのとき、不思議なことが起こった。 上空に跳ね上げるための一撃は、ボウケンブラックの思惑より遥かに遠く、それこそ、バンキュリアの姿が見えなくなるほどに大きく跳ね飛ばしたのだ。 「きゃああああっ!」 上空高く遠ざかっていく悲鳴。やがて、かすかに聞こえていた声はまったく聞こえなくなっていた。 かなり遠くまで飛ばされたようだ。 「これじゃあ追うのは無理か」 ふぅと、一息を吐く。だが、気まで抜くつもりはない。 「出てこい、居るのはわかっている」 ボウケンブラックの耳にはバンキュリアに一撃を放つ前、その声が確かに届いていた。 ――ゲンギ・小軽鋭化―― ボウケンブラックは知る由もないが、物の重さを軽くする技だ。 その技の主がのっそりとボウケンブラックの前に現れる。 「何者だ。あいつの仲間か!?」 「別に仲間じゃないヨ。ボウケンブラックを殺すには邪魔だったから、ちょっとどいてもらっただけだヨ」 昔の中国武人のような甲冑に、非情に大柄な身体。そして、胸に飾られたバジリスクの顔。 「幻獣バジリスク拳、サンヨ。今度はサンヨがお相手するヨ」 「ふざけるな」 ボウケンブラックはラジアルハンマーを振り上げ、一気呵成に叩きつける。 だが、サンヨはそれを軽々と片手で受け止めた。 「何!」 「軽いヨ」 動揺するボウケンブラックの隙を突き、サンヨはラジアルハンマーの柄を持つと、ボウケンブラックごと、投げ捨てる。 「がぁっ!」 地面へと転がるボウケンブラック。しかし、ボウケンブラックは怯まず、ホルスターに携えられたサバイバスターを手に取った。 「サバイバスター!」 接近戦が駄目なら、遠距離戦。ボウケンブラックの判断は間違っていない。 「ゲンギ・反重力鎧」 ただ、それが有効な相手かどうかは別の話だ。 サバイバスターから発射された光弾は全てサンヨの前で向きを変え、ボウケンブラックへと降り注ぐ。 「うわぁぁぁっ」 「止めだヨ!」 駄目押しとばかりに怯んだボウケンブラックへ向かって、自らの幻気を練り固めた幻気弾を撃ち込む。 その一撃は一際大きな爆発を引き起こし、ボウケンブラックの身体を焼いた。 足の先から頭の上まで、痺れるような痛みがボウケンブラックの身体を駆け巡る。 「く、くそっ」 あまりの衝撃にボウケンブラックへの変身は解除されていた。せっかくの防弾チョッキも実弾ではない弾の前ではなんの効果も発揮しない。 ゆっくりと真墨の方へと近づいていくサンヨ。止めを刺すつもりなのだろう。だが、真墨はまだあきらめていない。 (あいつの能力はわかった。ラジアルハンマーやサバイブレードで対抗しても力押しではあいつには勝てない。かといって、サバイバスターで攻撃しても跳ね返される。 ならギリギリまで接近してのデュアルクラッシャーなら、あいつも跳ね返せないかも知れない) 真墨はアクセルラーを握り締めた。一歩一歩サンヨが近づいてくる。 (あと、3m、2m、1m、今だ!) 「ボウケンジャー、スタートアップ!」 跳ね上がるように立ち上がると、真墨はアクセルラーのタービンを回した。 (次はアクセルテクターとデュアルクラッシャーの召喚を……) だが、真墨の願いは叶わなかった。真墨の身体はタービンを回したのにも関わらず、ボウケンブラックへと変身していなかった。 「ゲンギ・蔵備頓」 サンヨが呟くと、幻気の光がまるで真墨を押し潰すかのように、その身体へと降り注ぐ。 真墨は再び地面へと倒れ伏す。ただ、今度はまるで磔になったかのように指一本動かない。 「な、なんでだ?ボ、ボウケン…ジャー……ス…タート、アッ…プ」 真墨はそれでも身体中の力を振り絞り、アクセルラーのボタンを押し、懸命にタービンを回す。 されど、真墨の姿は変わらない。 「無駄ヨ。1度変身したら2時間は変身できないヨ。それがこの首輪の効果ヨ」 「な、なに!?」 「わかったら、これでさよならヨ」 サンヨは足を真墨の頭に乗せる。 そして、そのまま重く圧し掛かり―― 「うわぁぁぁっっっっぁ」 ――ベキリと小気味よい音を響かせ、そのまま頭を割った。 ▽ 足を赤く染まらせ、適当な場所へと腰を下ろしたサンヨに、金色のもやが降りてくる。 「ロン」 「よくやってくれましたね、サンヨ」 「ああ、お安い御用だヨ。だけど、良かったのか?当初の計画だと、しばらくサンヨは様子見のはずだったけどヨ」 「そのつもりでしたが、少し思い知らせてあげようと思いましてね」 計画を順調に遂行させるため、参加者の中にサンヨという手駒を組み入れたものの、しばらくは参加者の自主性に任せるつもりだった。 極限状態の中で、人間や怪人たちがどう動くか、非情に興味深かったからだ。今も計画の大筋には変更はない。 だが、明石暁。彼の存在は計画の遂行の妨げになると、ロンは感じていた。 彼と直接話したのは広間に対峙したときが始めてだが、わずかな会話だけで、明石が殺し合いに乗る男ではないということは容易に理解できた。そして、彼の思惑も。 明石は自分を殺して、生き返らせろと言った。 あの場で邪魔者だと殺すだけに留めていれば、願いを叶える力がないと見なされ、他の参加者に団結力を生むことになりかねない。 かといって、殺した後、生き返らせたとしたらどうなったか。他の者はともかく、明石は怯みはしなかっただろう。 それにあの場で言ったことは嘘ではない。生き返らせるにはそれなりの準備と時間がいる。 それなら解決を急がず、じっくり策を練った方がいい。 そして、ロンが考えた末の結論は、明石を排除するのではなく、彼を計画に組み入れること。 逆に考えてみれば、彼ほどの男を落とすことが出来れば、計画の成功は間違いない。 そう思いなおしたロンは彼の言うとおり、力の証明を行うことにした。 自分に逆らえば、死ぬということを彼の近しい存在で理解させ、そして、願いを叶える力を持っていることを生き返らせることで証明する。もっとも生き返らせるのは真墨ではなく…… 「ふふっ」 「?、どうしたヨ」 真墨の死体の前で不適に笑うロンに、サンヨは不思議そうに首を傾げる。 「彼も運がない男です。明石の関係者でなければ、はたまたサンヨの近くにいなければ、もう少しだけ生きることができたかも知らないのに。 そういう意味では逆に彼女は運がいい」 「彼女?」 ロンはチラリと横目で何事かを確認すると、ニヤリと笑った。 「まあ、これでようやく面白くなることでしょう」 ロンはぺろりと舌なめずりをすると、金色のもやとなり、その場から消える。 「ロンの言ってることはちっともわからないヨ」 残されたサンヨは自分の力が戻るまで、その場で寝ることを決めた。 ▽ 「あいつはやばすぎるわ」 木々に身を隠しながら、バンキュリアは空を滑空する。 身体が急激に軽くなり、空中高く弾き飛ばされた時は驚いたが、考えてみれば、自分には翼があった。 なんとか体制を建て直し、隙あれば襲い掛かろうと、舞い戻って見れば、そこにはサンヨと名乗る怪人がボウケンブラックと戦っていた。 そして、告げられた首輪の効果。粉々に砕け散ったボウケンブラックの頭。現れたロン。 ロンは明らかにこちらに気がついていた。とてもじゃないが、まともに戦って勝てる気がしない。 「どうしましょう。頼ろうにも他にインフェルシアの出身はいないし、勝ち抜こうにもこの装備じゃ」 バンキュリアの手に握られるのはライフルのみ。弾にも限りがある。 これからどうするべきか、バンキュリアは途方に暮れる。 すると、突然身体が痙攣したかと思うと、バンキュリアの身体が二つに割れた。 当然、重力に従い、地面へと落下する。 「これがあいつの言ってた時間切れ~」 「いった~い」 呑気な声を上げるナイとメア。だが、内心はそんな声とは裏腹に恐怖に支配されていた。 【伊能真墨 死亡】 残り40名 【名前】明石暁@轟轟戦隊ボウケンジャー [時間軸]:不明 [現在地]:不明 [状態]:不明 [装備]:不明 [道具]:不明 [思考] 第一行動方針:? 【名前】ロン@獣拳戦隊ゲキレンジャー [時間軸]:不明 [現在地]:広間(マップ外) [状態]:健康。 [装備]:不明 [道具]:不明 [思考] 第一行動方針:願いを叶える力があることを参加者に明示する。 【名前】バンキュリア@魔法戦隊マジレンジャー [時間軸]:Stage18(ブランケン死亡)後 [現在地]:C-8森林 1日目 深夜 [状態]:多少の打撲。ナイとメアに分離中。2時間一体化不能。 [装備]:一つ目のライフル銃@魔法戦隊マジレンジャー [道具]:予備弾装。その他、支給品一式。 [思考] 第一行動方針:ロンから距離を取る。その後の行動については特に定めていません。 備考 バンキュリアは首輪の制限を知りました。 予備弾装に催涙弾や消滅の緋色が含まれているかは後の方にお任せします。 【名前】サンヨ@獣拳戦隊ゲキレンジャー [時間軸]:ロンと一緒 [現在地]:C-8森林 1日目 深夜 [状態]:能力発揮済。2時間戦闘不能。 [装備]:なし [道具]:未確認。 [思考] 第一行動方針:ロンの指示に従い、しばらく様子見。 備考 伊能真墨の支給品はスワン製防弾チョッキ@特捜戦隊デカレンジャーでした。 真墨のディパック、アクセルラー、その他諸々は真墨の死体と共に置き去りにされています。 (2008/02/25(月))
https://w.atwiki.jp/oiko2009/pages/222.html
司馬遼太郎「坂の上の雲」(1978) 新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫) 新装版 坂の上の雲 (2) (文春文庫) 新装版 坂の上の雲 (3) (文春文庫) 新装版 坂の上の雲 (4) (文春文庫) 新装版 坂の上の雲 (8) (文春文庫) 評価 ★★★★ ひとこと 実は初・司馬遼太郎なのです。 言わずと知れた「日露戦争」を中心とした歴史小説。 ちょっと離れたところからの視点で描かれている語り口は好き嫌いが分かれそう。 私はどちらかといえば好きな方ですが、とはいえチョットくどい部分と、 人物の描き方が類型化し過ぎのキライはある。 古き佳き明治の時代を描いた一作。 分類 歴史小説 長編 文庫(全8巻) 目次 春や昔 真之 騎兵 七変人 海軍兵学校 馬 ほととぎす 軍艦 日清戦争 根岸 威海衛 須磨の灯 渡米 米西戦争 子規庵 列強 十七夜 権兵衛のこと 外交 風雲 開戦へ 砲火 旅順口 陸軍 マカロフ 黄塵 遼陽 旅順 沙河 旅順総攻撃 二〇三高地 海濤 水師営 黒溝台 黒溝台(承前) 黄色い煙突 大諜報 乃木軍の北進 鎮海湾 印度洋 奉天へ 会戦 退却 東へ 艦影 宮古島 敵艦見ゆ 抜錨 沖ノ島 運命の海 砲火指揮 死闘 鬱陸島 ネボガトフ 雨の坂 主要登場人物 秋山好古 秋山真之 正岡子規 高浜虚子 伊藤博文 山形有朋 大山巖 児玉源太郎 桂太郎 陸奥宗光 小村寿太郎 西郷従道 山本権兵衛 林薫 乃木希典 陸羯南 メッケル 広瀬武雄 島村速雄 明石元二郎 李鴻章 袁世凱 丁汝昌 ニコライ2世 ウィッテ アレクセーエフ ステッセル クロパトキン マカロフ ロジェストウェンスキー 気になる表現 質問の本意をきかずに弁じたてるというのは「政治家か学者のくせだ」と好古はつねに言う。 <中略> 軍人は敵を相手の仕事だから、敵についてその本心、気持、こちらに求めようとしていること、 などをあきらかにしてから答えるべきことを答える。(一 p158) 人間の頭に上下などない。要点をつかむという能力と、不要不急のものはきりすてるという大胆さだけが問題だ 従って物事ができる、できぬというのは頭ではなく、性格だ(二:p230) 年をとるということは、葬儀の指示ができるということかもしれませんな(三:p32) 要するに、ボンヤリを見込まれて出てゆくわけですから、いくさのこまかいことはすべて児玉サンにまかせます。 しかし敗けいくさになったばあいは、自分が陣頭にすすみ出て、じかに指揮をとります。(四:p13) 敵艦見ユトノ警報ニ接シ、聯合艦隊ハ直ニ出動、之ヲ撃滅セントス 本日天気晴朗ナレドモ浪高シ(八:p36) メモ 参考文献 司馬遼太郎「殉死」 本書を引用している文献 中西輝政「日本人として知っておきたい近代史 明治篇」 内田樹「日本辺境論」 福井雄三「『坂の上の雲』に隠された歴史の真実」